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JPロジネットの取り組み

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「できるはず」を「できる」に

JPロジネットは、物流ビジネスの合理化、
生産性向上に挑戦し続けます。

CASE 1
合理化とCO2削減の両立

共同保管・共同配送

共同保管・共同配送

ライバルが協力し合って業界共通の課題に挑戦

実績20年の共同物流のパイオニア

同業他社の貨物を積み合わせる共同物流は、現在ではさまざまな業種で目にするようになりましたが、当社では2000年頃に事業化してまもなく20年になろうとしています。

背景には、紙・板紙市場に縮小の兆しが見え始めた当時の厳しいビジネス環境がありますが、おかげで紙物流がいち早く共同物流の先鞭をつけることになったと言えます。以来現在に至るまで、会員企業のニーズや社会課題に対応しながらアップデートを重ねて、積載効率をはじめとするパフォーマンスを向上させてきました。

実績20年の共同物流のパイオニア

連携する企業すべてが納得するスキームを構想

従来の紙の物流では荷主(代理店・紙卸商)がそれぞれに倉庫で在庫を保管し、それをそれぞれが手配するトラックで納品先に運んでいました。ですがその納品先が実は同じ印刷所で、各社が同じ日に同じ納品先に向かっていたりするわけです。物流アセットをシェアすればコストや時間のロスを軽減できるということです。そこで荷主様を会員化して連携を図るスキームを当社(当時は日本紙パルプ商事株式会社物流部門)が構想し、関係先に働きかけたのが共同物流の始まりでした。

連携する企業すべてが納得するスキームを構想

物流生産性向上とCO2削減の両立を実現

ただそこはやはり競合同士。守りたいものがそれぞれあります。そうした状況を俯瞰できる立場にある企業として、調整役に徹して汗をかいたことが事業化につながったのではないでしょうか。おそらくトップダウン型思考ではどうにもならなかったでしょう。

その後、CO2削減効果も評価され、物流生産性向上と環境負荷軽減を両立するスキームとして業界全体が共同物流に取り組むようになりました。新たな課題がこれからもどんどん生まれてくると思いますが、時代の変化に柔軟な物流企業でありたいと考えています。

CASE 2
配送サービスのフルラインナップ化

小口配送

小口配送

オフィス用品通販で急伸するニーズにきめ細かく対応

2018年、小口配送のための新拠点を開設

当社は巻取紙や板紙といった重量物の配送を得意としてきた紙の物流企業なので、小口配送というイメージはあまり無いかもしれませんが、実は「オフィスや学校にコピー用紙を納品してほしい」といった小口のご依頼にも全国各地で対応してきました。

そうしたニーズがネット通販の利用増に伴ってここ数年で急伸したこともあって、2018年に新設した物流拠点では小口配送への対応を強化しました。今後は小口配送や3PLサービスに注力して事業領域を広げ、ペーパーレス化が加速する今の時代に合った事業ポートフォリオへの転換を進めていこうとしています。

2018年、小口配送のための新拠点を開設

紙物流で培った物流アセットとネットワークで新たな挑戦へ

小口配送には、ネット通販のめまぐるしい動向に対応するフットワークが求められます。しかし人材不足が常態化している物流業界ではこうしたリソース確保が年々難しくなっています。

当社の小口配送では東京23区を中心にコピー用紙などを配送していますが、紙物流で培った倉庫やトラックといった物流アセット。ドライバーをはじめとする優れた技術を持つスタッフ。協力会社とのネットワーク。こうしたバックボーンに裏打ちされた確かな配送品質をご提供しています。

営業部 外販G担当
営業部 外販G担当